SNS戦略

【2022年最新版】企業SNSマーケティングを運用・成功させるコツ!

企業でSNSマーケティングの担当になった場合、どこからどうやって始めていけばよいのか困ってしまう社員がかなり多いのではないでしょうか。SNSを運用する企業が増えてきたとはいえ、そのノウハウは広く浸透しておらず、また全てのSNSに精通している人もあまりいません。

そこで今回の記事では、企業がSNSマーケティングを導入する理由とメリット、主要SNS4つの特徴やSNSマーケティング戦略の手順について解説します。

企業がSNSマーケティングを導入する理由とメリットとは

担当者がSNSを運用していく前に、企業がSNSを導入する理由やメリットを理解しておくことが大切です。商品やサービスが売れるためには、消費者から認知され、関心を持ってもらい、購入してもらうという流れが必要です。

SNSを導入することで、これらの各3ステップを、より効果的に行えるというメリットがあります。それら3つのメリットについてご説明します。

認知度・知名度向上に効果的

SNSは拡散力が強く、また拡散するスピードも速いので、より多くのユーザーに商品やサービス、企業のことを認知してもらえるチャンスが広がります。しかも、広告を出すより、低コストで運用できるため、継続的な情報発信もしやすいでしょう。そのうえ、SNSのユーザーが情報を拡散してくれるので、見込み客へのリーチ力も高く、宣伝効果も大きいのです。

ブランディングに効果的

ブランディングとは、ブランド(他社の商品と区別するための概念)を形成するためのさまざまな活動を意味します。簡単に言えば、他社との差別化です。

ブランディングにより、自社ならではの価値観・コンセプト・独自性・テイストなどを多くの人に知ってもらえると共に、企業やその商品・サービスのイメージを向上させることにも役立ちます。SNSでは、ユーザーとの直接的なコミュニケーションも可能なので、顧客やファンの獲得、さらにはコンバージョン率の向上に繋がります。

コンバージョンに効果的

コンバージョンとは、サイトにアクセスしてきたユーザーが会員登録や資料請求、商品・サービスの購入など企業が望むアクションをすることです。それらのユーザーの中から、コンバージョンに至った割合を、コンバージョン率と呼びます。

SNSだと新商品情報がいち早く知れるなどの理由から、ブランドの公式アカウントをフォローしているユーザーファンも多く、そのためコンバージョン率の最大化にも効果的です。

主要SNS4つの特徴とは

SNSの運用には、各アプリのさまざまな機能やサービスを駆使し、ブランディングなどを根気強く長期間継続・改善していくことが大切です。それが売上アップなどの目標達成へのカギです。

近年、SNSを利用し、大きく業績を上げた企業の増加に伴い、SNSの公式アカウントを開設する企業が増えています。これらの動向を受け、SNS側でも、ユーザーと企業のコミュニケーションに役立つ機能やサービスをよりいっそう充実させています。

次に主なSNS4つの特徴についてご説明しますので、自社の業種や目的に適したSNSを選ぶとよいでしょう。

Twitter

全角で最大140字のメッセージや動画をツイート(投稿)できるSNSです。全世界でも人気が高く、幅広い年齢層のユーザーから支持されています。

リツイート(他人のツイートを再びツイート)すると、フォロワー全員のタイムラインにそのツイートが流れるので、情報の拡散性や即時性が最も高いSNSと言えるでしょう。Twitterマーケティングに活用されている機能には以下の3つがあります。

・ユーザーが企業をフォローできる「Twitter公式アカウント」
・タイムラインやトレンド検索画面に広告が出せる「Twitter広告」
・Twitter上で当落がすぐにわかる「Twitterキャンペーン」

Instagram

写真や動画に特化した、視覚で楽しむSNSです。10代~30代のユーザーが多く、女性ユーザーが約6割を占めます。それらの年代のユーザーが、基本的なマーケティング対象になるでしょう。

Instagramと相性が良い業種は、写真や動画で商品・サービスの内容が伝わりやすい外食産業や観光業などです。ビジネスアカウントでは、以下の機能を利用できます。

・ストーリーズ、フィード、発見タブに表示できる「Instagram広告」
・ブランドの写真や動画から買い物ができる「ショッピング機能」

Facebook

Facebookは、実名での登録が必須で、法人アカウントも多いSNSです。30代~50代のユーザーを中心に、ビジネスシーンでも活用されています。マーケティングに利用できる主な機能には以下のものがあります。

・365日24時間、問い合わせ対応してくれる「メッセンジャーボット」
・Facebookのアルゴリズムが最適な場所に広告を出してくれる「自動配置機能」
・画像や動画、スライドショーなどさまざまな広告フォーマットが使用できる「Facebook広告」

LINE

国内最大のSNSで、日本人口の約70%以上のユーザー数を誇ります。メッセージングアプリなので拡散性は高くありませんが、利用する年齢層が幅広く、アクティブ率も高いので、リーチ力では他のSNSと比べると群を抜いています。

LINEは、法人ビジネス向けのサービス「LINE for Business」を展開しており、以下の4つのマーケティング支援機能を提供しています。

・ユーザーと企業を繋ぐ「LINE公式アカウント」
・ユーザーへの広告配信ができる「LINE広告」
・ユーザーの生活エリア情報をもとにデジタルチラシの配信ができる「LINEチラシ」
・ユーザーにLINEスタンプを提供できる「LINEプロモーションスタンプ」

SNSマーケティング戦略の手順

SNSマーケティングを成功させるためには、継続的なSNSの運用と、自社の業種や目的、商品やサービスに応じた綿密な戦略がポイントです。ここでは、SNSマーケティング戦略の4つの手順についてご説明します。

運用目的の決定

SNSマーケティングを開始するにあたり、まずは運用目的やコンセプトを決めましょう。運用目的には、認知度向上やブランディング・集客・販売促進・市場調査・顧客とのコミュニケーションなどがあります。何のためにSNSを運用するのかを明確にしておく必要があります。

ターゲットの設定とSNS選定

運用目的がはっきりすると、おおよそのターゲット層も決まります。その際、ターゲットをあまり絞り込みすぎると、リーチ力が落ちてしまうので、おおまかな年代や性別で構いません。

次に、ターゲットや運用目的、自社の商品・サービスと相性が良いSNSを選んでいきます。各SNSのビジネスアカウントでは、キャンペーンや広告が出せるなど、マーケティングに役立つさまざまな機能が用意されており、運用目的や予算に応じた料金プランから選べます。この機会に、じっくり検討してみましょう。

KPIの設定とPDCAサイクル

KPIは「Key Performance Indicator」の略語で、重要業績評価指標の意味です。わかりやすく言うと、目標達成に向けたプロセスにおいて、その達成度合いを評価するための指標です。

PDCAサイクルは、Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(評価)・Action(改善)の順番で循環させ、継続的に業務の改善を図っていくフレームワークです。Checkのステージで役立つのが、SNS分析ツールです。

それぞれのSNSに特化した分析ツールがあり、各料金プランから必要な機能を選択できます。KPIを設定するには、指標の定義・データ取得方法と時期・データの比較方法・PDCAのプロセスなどを、事前に決めておくことが必要です。KPIを設定し、PDCAサイクルをベースにしたKPIの活用を「KPIマネジメント」と呼び、多くの企業が業務改善・目標達成を目的に導入しています。

顧客ロイヤルティの向上

顧客ロイヤルティとは、顧客が特定の企業やブランドに対して信頼や愛着を持つことで、ロイヤルティが高い顧客は、その企業やブランドのファンと言えます。

顧客ロイヤルティを向上させることで、リピート率も上がります。食品や消耗品などを購入する場合や、他社が同等の商品・サービスを発売した場合でも、同じブランドのものを継続購入してもらえるでしょう。また、顧客自身が「いいね・フォロー・リツイート」などで情報を拡散してくれるので、集客にも役立ちます。

顧客ロイヤルティを向上させるには、定期的な投稿・有益なコンテンツ配信・広告出稿やキャンペーン活動などが有効です。また、継続的なユーザーとのコミュニケーションなどを通じて、獲得ユーザーをファンに育成していくことが必要です。そのプロセスにおいて「KPIマネジメント」は重要な役割を果たします。

まとめ

SNSマーケティングは奥が深く、どこから手をつければいいのか迷ってしまうでしょう。ユーザーへの情報発信や自社ブランドの認知といった課題をクリアしながら、ファンを獲得して収益に繋げていくというおおまかな流れをつかむことで、すべきアクションが見えてきます。

また、SNSマーケティングは短期間で成果を出すのは難しいので、コツコツと地道にSNSを運用していくことが大切です。

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