SNS戦略

【知らないと損…】公式LINEのリッチメニューを活用して集客!!

LINE公式アカウントの「リッチメニュー」についてご存知でしょうか?活用すると非常に効果的に集客でき、購買への誘導などができる便利な機能なのです。

今回は「リッチメニューって何?」という方から「すでに使っているけれどさらに効果的に使いたい」という方までの参考になる、リッチメニューの活用の注意点や設定方法、そして、活用のコツについてじっくり解説していきます。ぜひ最後までご一読いただければと思います。

リッチメニューとは?

リッチメニューとはLINE公式アカウント機能の1種です。LINEのトーク画面の下に表示されるコンテンツで、活用するとLINE公式アカウントでの集客が期待できます。

リッチメニューはトーク画面の下に大きく表示されスマートフォンの画面の半分ほど占有するため、利用すればクリック率のアップが期待できます。画面を分割し、それぞれのパートをリンクやクーポンなど、さまざまなコンテンツ機能を付けたボタンとして使用できます。

無料で利用可能

リッチメニューは「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」のどのプランでも無料で利用が可能で、プランの違いによる機能の差もありません。

リッチメッセージとは違う?

「リッチメッセージ」とよく似た「リッチメッセージ」ですがまったく別のものです。リッチメッセージとはテキストと画像を一括の画像として配信する、一種のメッセージ形式です。

リッチメニューはトーク画面したに常時設定されているメニューなので更新時にユーザに通知が届きません。それに対し、リッチテキストはメッセージの一種なので新しく配信されたときにユーザーに通知が届くという特徴があります。

リッチメニューを作る方法

ここからはリッチメニューを実際に作る方法を、順を追って説明します。

LINE公式アカウントのホーム画面を開きます。サイドメニューにある「リッチメニュー」をタップします。次に「作成」をタップすると「表示設定」と「コンテンツ設定」の2種類の設定方法を確認できます。

まずは表示設定の手順を説明します。

▼【中古車販売店のリッチメニュー制作事例】

表示設定

まずは、管理者だけが確認可能なタイトルを決めます。リッチメニューをいくつか管理する際に必要になるのでわかりやすいよう、数字などを使ったタイトルにするといいでしょう。

次に、ステータスを設定します。オンにすると公開のリッチメニューに、オフにすると非公開になります。オンにできるのは1度に1つのリッチメニューだけです。

次に、リッチメニューの表示期間を決めます。いくつかのリッチメニューを作り、それぞれ表示期間を変えることで期間ごとに表示するリッチメニューを変えることができます。

メニューバーには14文字までのテキストを記載できます。ユーザーがタップしたくなるようなテキストを入力してください。それが終わり次第、メニュー画面のデフォルトの表示を設定します。

「表示する」に設定した場合、ユーザーがトーク画面を開くと自動的にリッチメニューが表示されます。「表示しない」に設定するとユーザーがトーク画面を開いてもリッチメニューが表示されず、メニューバーだけが表示されます。

リッチメニューをデフォルト設定で表示させると、ユーザーはトーク画面を開いたときに必ずリッチメニューを見ることになり、集客や商品の購買などにつながります。しかしその反面、リッチメニューをスマートフォンの画面半分がリッチメニューとなり、トーク画面の配信がユーザーに伝わりにくいというデメリットがあります。

コンテンツ設定

コンテンツ設定からはボタンの反応領域の設定や画像データのアップロードなど、リッチメニューの表示に関わる設定ができます。

まず、大小各種全部で12種類あるテンプレートから選び、画面の分割をしてボタン区画パターンを決めます。

ここからは事前に用意した画像をリッチメニューの背景としてアップロードできます。アップロードできるファイル形式はJPG、JPEG、PNGで、ファイルのサイズは1MBまでです。

ボタンのアクションの設定をします。「リンク」「クーポン」「テキスト」「ショップカード」と「設定しない」という5つのアクションから各ボタンに振り当てることができます。また、アクションラベルにはアクションの内容を入力します。アクションラベルはリッチメニューのボタンに「リンク」か「クーポン」を設定した際に入力が必要になります。

リッチメニューの注意点

リッチメニューを利用する際には以下のような注意点もあります。

ボタンが6つまでしか設定できない

テンプレートの決定で可能な画面の分割は最大6つです。6つまでのボタンしか作れないので設定する内容は厳選しなければなりません。

表示期間が過ぎると消える

リッチメニューは表示期間を設定する必要があるため、期間が過ぎると表示されないという点に気をつけましょう。

友達ごとに与える情報を分けられない

リッチメニューの変更はあくまで表示期間ごとなので、登録された友達ごとに分けて情報を表示させることはできません。

※ただし、上記3つの注意点はLINEの拡張ツールを使用すると解決できます。

リッチメニューを活用するコツとは?

リッチメニューを使い、集客につなげるためには以下に紹介するような運用のコツがあります。

ボタンらしいデザインにする

▼【自社メディアのリッチメニュー制作事例】

表示設定でテンプレートを決める際にタップしやすいボタンのようなデザインにすることでクリック率が上がる効果が期待できます。またターゲットの層に親しみやすいデザインであること、色の対比やバランスが良いこと、コピーが伝わりやすいことも重要です。

ボタンのレイアウトに注意

テンプレートの決定で可能な画面の分割は最大6つで、分割されたそれぞれのサイズはかなり小さめです、そして、そこに表示される文字はさらに小さくなります。そのため、訴えたいメニューに関してはできるだけ大きな文字で記載する必要があります。

また、一般的に、ボタンが並んでいる場合は上段の真ん中や左上が押しやすい傾向があるため、重要度の高い内容はその位置に設定すると良いでしょう。

リッチメニューとリッチメッセージの合わせ技を使う

リッチメニューとリッチメッセージの組み合わせによっては画面全体を効果的に使ってユーザーに強いインパクトを与え、アピールすることができます。

コンテンツ内容の充実を図る

▼【ハンバーガー店のリッチメニュー制作事例】

当たり前のことですが、アピールしているコンテンツの内容そのものに魅力がないと集客には繋がりません。ターゲット層の購買意欲につながる話題性のある企画、キャンペーンの実施により、ブランドイメージを高めるとともに新しいユーザーを獲得し、商品の購入に誘導することができるのです。

分析機能を活用する

リッチメニューには分析機能が提供されています。リッチメニュー内の各部分ごとの閲覧数やクリック数が一目で分かり、メニュー分割や情報掲載位置を見直すべきかどうか、メッセージ配信とリッチメニューのクリックの相関関係などが把握できます。分析機能のデータをしっかり確認し、デフォルト表示をするかしないか、ボタンの分割を1階建てにするか2階建てにするか、ボタン分割のパターン、情報の掲載位置などの改善に役立ててください。

また、自社ウェブサイトへのリンクにはサイト解析ツールの計測ができる設定にし、どのくらいの集客につながり、閲覧者の直帰率や滞在時間、行動パターンまで詳しく分析するといいでしょう。LINE公式アカウントにアクセスしたユーザーは自ら行動を起こし、情報を取得しているため、ターゲットとして非常に期待できる層です。多少の時間を割いてでも分析を行うべきでしょう。

まとめ

リッチメニューとは何かについて、そしてリッチメニュー活用の注意点や設定方法、そして、活用のコツについてじっくり解説しました。

LINE公式アカウントを使うだけでなく、リッチメニューを使うことによって集客率は上がります。まだ使ったことがない、という方はぜひ、この記事などを参考に始めてみてはいかがでしょうか?

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