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【2023年最新版】マーケティング効果絶大!Instagram広告の出稿方法解説

ひとり一台はスマートフォンを所持しているといわれる現代では、世界中のさまざまな人がInstagramを使用して情報を集めています。Instagramに適切な広告を出稿できれば自社の商品やサービスの認知を効率的に広げられます。

自社商品やサービスの認知が広まり、商品購入者数やサービス利用者が増やせれば、より一層自社商品やサービスのシェアを広げられるでしょう。

そこで今回は、Instagram広告の出稿方法がわからない人に向けて、一からInstagram広告を出稿する方法について解説します。

Instagram広告を行うメリット

Instagram広告を活用するメリットにはさまざまなものがあります。自社の強みやニーズを把握したうえで最適な種類のInstagram広告を選ぶことで、着実に潜在顧客へリーチできるのです。

低予算から広告を出稿できる

Instagramの広告出稿は、最低金額であれば1日100円から行えるため、広告費が限られている企業にも取り入れやすい広告媒体です。初めは少ない金額で広告出稿を行い、必要に応じてクリエイティブ画像への切り替えや広告の中断にも柔軟に対応できます。

他のSNS広告によっては、金額や広告の種類のバリエーションが少ないものや、広告出稿の最低金額が高めに設定されているものもあります。自社の状況に合わせて柔軟に運用できるのが、Instagram広告の魅力です。

さまざまな種類の広告の中から選べる

後ほど詳しく解説していきますが、Instagram広告にはいくつもの種類があり、その中から自社のターゲットや商品、コンセプトに合った広告を選択していくことになります。

Instagramには写真広告や動画広告だけでなく、自然と自社のECサイト(オンラインショップやオークションサイトなど)へつなげる広告など、企業のニーズを満たす広告が数多くあります。

潜在ユーザーをピンポイントで狙ったターゲティングが可能

Instagram広告は、他の広告と比較しても非常に的を絞ったターゲティングを行えるのが大きな魅力のひとつです。ターゲティング可能な項目には年齢や性別をはじめとして、職業・Facebookページへのいいね・Facebookページへいいねした人の友達・交際ステータス・ユーザーの趣味や関心ごとにいたるまで、こと細かいターゲティングが可能なのです。

こうしたターゲティングは、他の広告では手に入れることのできないメタ・プラットフォームズ社(Instagramの運営会社)の強みといえるでしょう。自社商品やサービスに興味があるユーザーへInstagram広告を表示できれば、多額の広告料の支払いによって無差別に広告を表示するよりも、圧倒的に効率的に自社顧客の増加が期待できます。

若い人や女性にリーチできる

令和3年度の総務省の調査によると、もっともInstsgram利用者の多い年齢は20代で全体の78.6%を占めています。また、日本のInstagram利用者における男女割合だと、男性よりも女性の方が多いため、自社商品やサービスのターゲットが女性の場合にはとくに効果が高い広告方法といえるでしょう。

Instagram広告の種類

Instagram広告には、ターゲットや目的に応じてさまざまな種類の広告が準備されています。自社商品やサービスの認知を効率よく広めていくためには、商品やサービス、自社のコンセプトと合致するInstagram広告を選択していく必要があるのです。そこで、ここからはそれぞれのInstagram広告の特徴についてお話していきます。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告とは、他のユーザーの投稿と投稿の間に挿入する形式の広告をいいます。自然とユーザーの目に留まりやすく、インパクトのある広告を掲載すれば、自社や自社ブランド商品に興味を持つユーザーにリーチできます。

とくに日本でのInstagramのストーリーズ利用率は、一日のInstagram利用の中でも7割を占めます。そのため、Instagram広告の中でもっともポピュラーで、多くのユーザーにリーチしやすい広告のひとつといえるでしょう。

動画広告

動画広告とは、動画とテキストを用いて行う広告方法のことをいいます。動画広告といっても動画だけしか使用できないわけではなく、キャプションと呼ばれるテキストを表示できるので、動画の動きのインパクトとテキストによる情報の両側面からアプローチできるのがこの広告の強みです。Instagramのフィードにおける他の投稿と投稿の合間に挿入されるので、広告の画面が表示されると自動で動画が再生されます。

ユーザーはフィード投稿を順番に視聴していくことが多いので、自然と広告の動画を視聴することで、自社ブランドをユーザーに印象付けられます。

写真広告

写真広告は、静止画とテキストを活用してユーザーへアプローチする広告方法です。動画広告の場合と異なり音声や音楽は流れないので、動画広告を煩わしく感じているユーザーに対しては、悪い印象を持たせずに自然に広告を印象付けられるでしょう。

また、静止画を活用するといっても、画面上にCTAボタン(購入ボタンや予約ボタンなどの自社がユーザーにしてほしいアクションのボタン)を設置することもできます。そのため、広告を見て自社ブランドに興味を持ったユーザーに対する直接の導線につなげられます。

発見タブ広告

Instagramにおける発見タブとは、虫眼鏡のアイコンのタブのことを指し、ユーザーが新たな情報を得るためにInstagram上の投稿を検索する際に使用されます。発見タブを使用するユーザーには、積極的に新しい発見を求めている人が多いため、新規顧客の獲得を目的とする場合に適した広告といえるでしょう。

人は受動的に表示される広告よりも自ら検索して出てきた広告を視聴する方が、アクションを起こしやすいものです。そのため、特別な日やイベントのタイミングなど、発見タブを使用するユーザーが多い時期を狙って発見タブ広告を活用すると、より効率的なマーケティングが実現できます。

アンケート広告

Instagramにおけるアンケート広告とは、Instagramのストーリーズへ2択の質問のアンケートスタンプを付加して投稿することのできる広告です。通常の広告と比べてゲーム性が強く、日ごろあまり興味のない話題であっても気軽にユーザーに興味を持たせられるのが魅力です。

多くのユーザーに向けて、ゲーム感覚で自社ブランドやサービスに触れてほしいという場合に効果的な広告方法といえます。まずは自社のことを知ってもらい、そこから自社商品やサービスへの興味に繋げることを主目的に広告するのであれば、最適な方法のひとつでしょう。

ショッピング広告

ショッピング広告は、通常の写真や動画広告、ストーリーズ広告に追加する広告タグのことを言います。自社商品の商品名や金額などのタグを写真や動画上に表示し、そのタブをタップしたユーザーをそのまま自然にECサイトへと導きます。写真広告や動画広告で自社商品に興味を持ったユーザーに対して、商品詳細が記載されたタブを追加することで、スムーズにECサイトへ案内し商品購入へつなげるのに非常に有用な広告方法です。

自社商品に興味を持ったユーザーの離脱率を抑えるためにも、複数の広告方法でマーケティングを行っている場合には、積極的にショッピング広告も活用していきましょう。

ブランドコンテンツ広告

ブランドコンテンツ広告とは、人気のインスタグラマーなどのインフルエンサーに自社商品やサービスなどの宣伝をしてもらい、それを広告として配信するという方法をいいます。この方法は、従来のテレビCMが一番近いイメージでしょう。人気のインスタグラマーに自社商品を紹介してもらうことで、自社商品に興味があるユーザーだけでなく、そのインスタグラマーのフォロワーやファンから新規顧客を獲得することもできるのです。

また、人気のインスタグラマーが紹介すると友達や知り合いなどのリアルなコミュニティへ口コミがひろがりやすいという特徴もあります。ブランドコンテンツ広告自体はインスタグラマー側も企業側も簡単な設定を行うだけなので、気軽に活用できます。自社の広告予算と相談しながら人気インスタグラマーへ広告を依頼し、訴求力の高いInstagram広告を出稿しましょう。

コレクション広告

コレクション広告とは、自社の製品やサービスをカタログのように一覧表示する形式の広告です。コレクション広告は自社商品をダイレクトにユーザーへ表示することになるので、気に入ってもらえればそのまま購入導線へとつながります。

また、自社のECサイトを運用している場合には、コレクション広告はECサイトの宣伝も兼ねられるので、ECサイトへの導線としても効果的です。コレクション広告はECサイトのページと異なり、すべての商品を広告に表示することは難しいので、ユーザーが目を引くようなインパクトのある商品に絞って表示させるとクリック率を高められます。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数の写真や動画とテキストを使用する広告方法です。カルーセル広告の一番のメリットは、複数の写真や動画によって、自社の世界観やストーリー、ブランドイメージをユーザーに伝えられる点にあります。自社ブランドのストーリー性を伝えられれば新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客はさらに自社ブランドのファンになり、リピート購入にもつながります。

自社ブランドのストーリーを知ってもらうことで、自社商品の購入導線としてだけでなく、自社のブランドだからこそ購入したいというブランディングも並行して行えるのです。

プロフィールフィード広告

プロフィールフィード広告とは、誰かのプロフィールから投稿を確認した際に、投稿と投稿の間に表示される広告のことをいいます。プロフィールフィード広告のメリットは、発見タブ広告と同様、ユーザーが能動的に投稿を確認しているため、ユーザーが興味を持っている内容の広告を表示できれば、新規顧客の獲得や自社商品購入への導線になるという点です。

ただし、プロフィールフィード投稿は2023年4月時点ではテスト段階の機能であるため、一部の広告アカウントのみの提供となっています。プロフィールフィード広告の機能が一般のアカウントに提供されるようになれば、広告運用の選択肢が広がり、より柔軟な運用が実現できるでしょう。

Instagram広告出稿までの流れ

具体的な手順や流れは広告によって異なりますが、ここでは一般的なInstagramの広告出稿までの流れについて解説していきます。

Facebookページの作成・ビジネスマネージャのアカウント取得

Instagram広告出稿を行うための事前準備として、Facebookのビジネスアカウントを取得しておく必要があります。まだFacebookのビジネスマネージャアカウントを取得していない場合には、事前に取得しておきましょう。ビジネスマネージャのページがありますので、そこから広告用のアカウントを作成すれば問題なくアカウントを取得できます。

Instagramのプロアカウント化とFacebookアカウントとの紐づけ

Instagram広告を出稿するためには、一般のInstagramアカウントからプロアカウントに切り替えを行う必要があります。プロアカウントへの切り替えは簡単に行えます。まだInstagramのアカウントを持っていない場合には、まずは一般のInstagramアカウントの作成から始めましょう。一般のInstagramアカウントの作成が完了したら、設定画面のアカウントメニューから、「プロアカウントに切り替える」という項目をタップすることで簡単に切り替えが行えます。

「プロアカウントに切り替える」という項目をタップして、必要事項を入力していくと、「Facebookページをリンク」という項目が現れます。そこで、事前に作成しておいたFacebookのビジネスマネージャアカウントを指定することで紐づけを行います。

出稿予定の広告に応じた広告クリエイティブを作成する

先ほど紹介した広告の種類に応じて、静止画や動画の準備、インフルエンサーとの打ち合わせなどを行います。ここで作成する静止画や動画にどれだけインパクトを持たせられるかで、ユーザーへの訴求力を高められるかどうかが決まる重要なフェーズなので、手を抜かず丁寧に広告クリエイティブの作成を行いましょう。

Instagram広告の入稿作業

InstagramやFacebookアカウントの作成や紐づけ、広告クリエイティブの準備などの事前準備が終わったら、いよいよInstagram広告の入稿作業に移ります。Facebookのビジネスマネージャの中にある広告マネージャから、キャンペーン作成ボタンをクリックしてキャンペーンを作成していきましょう。

キャンペーンというのは、広告を配信する上での目的のことを指します。ここは、自社の目的に合わせた項目を選択しましょう。課金条件を選択する画面に遷移したら、クリック課金やインプレッション課金、動画の視聴時間などの中から最適なものを選択しましょう。最後に予算と掲載期間の設定画面に遷移するので、広告予算や期間、終了日などを設定していきます。その他の詳細を設定していけばInstagram広告を入稿できます。

Instagramの効果測定

上記の方法でInstagramの広告出稿を行ったのは良いものの、実際に効果が出ているのか不安という人がいるかもしれません。そこで、ここからはInstagram広告における効果測定方法について紹介します。

適切な指標に基づいて判断する

Instagram広告の効果を測定する場合に、何を判断材料にするのかというのは非常に重要です。この判断の指標があいまいだと、適切に効果測定を行えないのです。Instagramの効果測定の指標となる要素には大きく分けて下記の5つのものがあります。

・クリック率
・クリック単価
・エンゲージメント率
・インプレッション数
・フォロワー数

これらの効果測定の指標を用いて、広告の目的に合った効果測定を行います。たとえば、自社ブランドの認知の拡大を目的としてInstagram広告を活用している場合には、インプレッション数(広告がユーザーに見られている数)を指標として判断すると良いでしょう。

効果測定ツールを活用する

Instagram広告の効果測定の指標が決まったら、効果測定のための専用ツールを活用しましょう。Instagram広告に活用できるツールには、「Googleアナリティクス」や「Facebook広告マネージャ」、「広告効果測定ツール」などが挙げられます。自社広告がFacebook広告やInstagram広告だけであれば、「Googleアナリティクス」と「Facebook広告マネージャ」のみの活用で問題ないでしょう。

まとめ

今回はInstagram広告の種類や特徴について、Instagram広告出稿のための準備から、出稿に至るまでの手順についてお話していきました。Instagramは今やユーザーが情報を得るための主要なツールのひとつになっています。検索エンジンで情報を得る場合と比べて視覚的に情報が入手しやすく、多くの文字を読む必要がないことから、手軽に情報を得られるのがInstagramの魅力といえるでしょう。

多くのユーザーが利用しているツールだからこそ、適切に広告を出稿することでさまざまなメリットを享受できます。自社ブランドの認知拡大や新規顧客の獲得、自社商品購入やサービス利用の導線としての利用など、自社のマーケティングに幅広く活用できるのが、Instagram広告という広告媒体の大きな魅力なのです。

今までInstagram広告を活用したことがなかった人や活用し始めたばかりの人も、Instagram広告のメリットや広告の種類を知ることで、より効率的なマーケティングを実現していきましょう。

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