求人戦略

SNSで求人ができる?!ソーシャルリクルーティングを導入するメリット・デメリット、始め方を完全解説

理想的な人材に巡り合えない、採用後にミスマッチが生まれ継続して働いてもらえない…などのお悩みを持つ企業は多いものです。この記事では新しい採用手法であるソーシャルリクルーティングについて、導入するメリット・デメリット、始め方を解説していきます。効率的な人材獲得に非常に有用な記事となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

ソーシャルリクルーティングとは

ソーシャルリクルーティングとはSNSを利用して行う、新しい採用手法のことです。日本国内では2010年頃から導入され始めています。求人媒体よりも求職者と距離が近くなり、気軽にDMやコメント欄を使って質問できるメリットを活かして求職者が前向きにコンタクトを取ろうと行動してくれます。

ソーシャルリクルーティングを行うメリット・デメリット

ソーシャルリクルーティングを行うメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

メリット①:採用コストを削減できる

まず挙げられるのが採用にかかるコストを削減できることが挙げられます。ほとんどのSNSは利用料が無料なため、社内での運用コスト以外に費用がかかりません。

メリット②:採用後のミスマッチを回避できる

企業側がSNSで積極的に情報の開示や発信を行うことにより、求職者は企業について理解を深めた後に応募することができます。また、SNSを介し、求職者と企業がコミュニケーションを図りやすくなり、お互いの要望が把握しやすくなります。そのため、ソーシャルリクルーティングの利用により採用のミスマッチを回避することにつながるでしょう。

メリット③:企業の認知度・ブランド力を向上させられる

SNSの強力な発信力により、企業の情報を求職者のみならず、国内、もしくは世界にまで広く伝えることが可能です。魅力的で訴求力のある投稿をすればシェア機能でさらに拡散してもらうことも可能で、企業の認知度とブランド力を大幅に向上させることが可能です。

デメリット①:効果が表れるまで時間がかかる

SNSで企業の情報を発信しても、すぐに効果が出るわけではありません。投稿を見てもらうまでにはフォロワーやファンを獲得する必要があります。また、投稿を定期的に更新することも非常に大切です。

デメリット②:炎上により企業ブランドを低下させるリスクがある

場合によってはSNSへの投稿内容が誤解を生み、「偏った考え方」であると炎上してしまうことがあります。すると、結果的に企業ブランドへのマイナスイメージが伝播してしまうことになるため、投稿の内容には注意が必要です。

次は実際に利用されるSNSには以下のようなものがあります。

Twitter

半角280文字以内の文や画像、動画やURLの投稿ができるSNSです。情報の拡散力が非常に高く、時系列で投稿が表示されるため、多くの投稿をすることが鍵となっています。利用しているおもな年齢層は20〜40代、月間アクティブユーザーは4,500万人ほどとなっています。

Instagram

写真と動画共有SNSで、ファッショナブルな写真や動画で構成された世界観があり、画像やハッシュタグで情報を収集する目的で使用しているユーザーが数多く存在します。利用しているおもな年齢層は10〜20代で女性が大半です。月間アクティブユーザーは3,300万人ほどとなっています。

LINE

1対1のコミュニケーションツールとして広く利用されているモバイルメッセンジャーアプリです。アクティブ率が高く、日常で利用されるので配信の頻度と時間帯が需要とされています。利用しているおもな年齢層は20〜50代です。月間アクティブユーザーは8,200万人ほどとなっています。

Facebook

友人や仕事関係のつながりなど、実際の知り合いを中心としたネット上の交流が行えるSNSです。結婚や転職などの報告に使われることもあり、投稿の質が重視されています。利用している年齢層は30〜50代がメインで、10代はほとんどいません。月間アクティブユーザーは2,600万人ほどとなっています。

TikTok

15秒から1分ほどの短い動画を作成、投稿できるプラットフォームです。自然体だったり、面白かったりする投稿に人気が集まります。利用しているおもな年齢層は10〜20代で、過半数が10代となっています。

ソーシャルリクルーティングを成功させるためのポイント

ソーシャルリクルーティングを成功させるためのポイントには以下のようなものがあります。

求職者とのコミュニケーションの機会を作る

ソーシャルリクルーティングを行う際に、単に情報発信をしているだけでは効果は上がりにくいでしょう。SNSの特徴である、投稿者と閲覧者のコミュニケーションの容易さを利用し、求職者との距離感を縮めることが大切です。

たとえば、企業のアカウントやページをフォローしてくれた場合、こちらもフォローバックすると、求職者との距離感を縮められるでしょう。

SNS広告も活用する

理想的な人材を効率的に採用するためには無料の投稿だけではなく、SNS広告を活用する必要があります。また、SNS広告を運用する際には企業が必要とする人材像の求職者に届くよう、ターゲットを定めて使い分ける必要があるでしょう。

インフルエンサーを活用する

企業の認知度を飛躍的に向上させるためにはインフルエンサーの活用が効果的です。数万から数百万のフォロワーを持つインフルエンサーに協力を求め、自社の情報を発信してもらうと瞬間的に多数の利用者に情報を届けることができます。

地道に施策を継続する

SNSの情報は日々、数分ごとに更新されていきます。企業の情報が埋もれてしまわないよう、地道に投稿や広告を継続する必要があります。

ソーシャルリクルーティングを始める手順

ソーシャルリクルーティングを始める手順は以下のようになります。

①導入の目的を明確にする

まずはソーシャルリクルーティング導入の目的を明確にし、その後の運用の方針を決める判断材料にします。

②適切なSNSを選ぶ

ソーシャルリクルーティング導入の目的を把握したら、適切なターゲットに届くSNSを選択する必要があります。

③コンテンツテーマを決める

適切なSNSを選んだらコンテンツテーマを決め、内容やトーン、マナーなどについても具体的に決めていきます。

④運用方針を決める

継続してソーシャルリクルーティングを行うため、更新頻度や返信のスピード、担当者などの運用方針も決めておきましょう。

まとめ

ソーシャルリクルーティングを導入するメリット・デメリット、始め方を解説しました。ソーシャルリクルーティングは今後ますます需要が高まることが予想されます。適切なSNSを選び、地道に運用していくことでこれまでの採用方法では獲得できなかった人材に出会える可能性も高まります。ぜひ、この記事を人材確保に役立ててみてください。

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