企業にとって売上拡大は外すことの出来ない目標の一つです。スマホも普及した現代においては、SNSでの集客が不可欠といっても過言ではないです。
しかし、なかなか集客につながらずにお悩みの企業は多いでしょう。そこで今回は、企業の売上拡大のために実践すべきInstagram集客のコツや、Instagram集客においてやってはいけないことなどについて紹介します。
Instagram集客によるメリット
企業の売上を拡大させることを目的としたInstagram集客において、メリットが曖昧なままでは訴求も弱くなってしまいます。強みを活かすという意味でも、どのようなメリットがあるのかをしっかりと理解しましょう。
拡散されやすいプラットフォームである
Instagramは拡散されやすいプラットフォームです。Twitterのようにワンタッチで拡散する機能がないInstagramでは、拡散力が弱いという印象があるかもしれません。しかし、実際にはInstagramの拡散力は決して低くはないのです。ハッシュタグやアプリ連携などの強みがあるため、上手に活用することによって高い拡散力を秘めています。
年齢層も拡大している
「インスタ映え」というワードも誕生するほど、Instagramは見栄えを重視した若者が使うSNSという印象が一般的です。ところが、画像や動画をメインとした投稿が可能であることにより、近年ではユーザー層に変化が生まれています。20代がメインだった当初に比べ、30代以上のユーザーも増加傾向にあります。
アプリ内でほとんどの消費行動を完結させることが可能
Instagramにはショップ機能なども実装されているため、集客だけでなくほとんどの消費行動をアプリ内にて完結させることが可能となっています。近年の若年層は検索エンジンを使用するよりもInstagram内にて商品のリサーチなどをする傾向にあることもアプリ内での消費行動につながっています。
ユーザーとの密なコミュニケーションが可能
InstagramではDMやコメント、ハッシュタグなどの機能によりユーザーとの密なコミュニケーションが可能となっています。メールやフォームなどの従来の手段とは異なり、こまめなコミュニケーションで集客へつなげることが容易です。
視覚情報による効果的なアプローチが可能
他のSNSに比べてInstagramが特化しているのは視覚情報によるアプローチです。画像や動画を前面に打ち出すことにより、ユーザーの印象に強く残りやすくなっています。購買意欲を促進する手段としてとても効果的です。
Instagram集客においてやってはいけないこと
これまでにInstagramでの集客にチャレンジしたものの、思うような結果が出ていないという企業もたくさんあるでしょう。その場合ですが、以下のような「やってはいけないこと」をしていないか確認しましょう。これからInstagram集客に取り組む企業は要注意です。
テイストに統一感がない投稿
迷走している場合によくありがちなのが、白枠をつけるようにしたり画像へのテキスト追加など途中で投稿のテイストを変えてしまったりするということです。Instagramにおいては投稿の統一感がとても重要なポイントとなります。テコ入れのためという背景があったとしても、世界観を崩してしまう行為となります。
同日での複数投稿
同日での複数投稿もNGです。ユーザーのタイムラインを埋めてしまうため、それを嫌がるユーザーにフォローを外されてしまいます。基本は1日1投稿にしましょう。
フォローバック狙いの一般ユーザーのフォロー
企業アカウントではフォローバック狙いの一般ユーザーのフォローは不要です。集客につなげるためについついやってしまいがちですが、あまり効果的ではありません。
ユーザーの知りたい内容がない
ユーザーの知りたい商品に関する具体的な内容が書かれていない投稿もやってはいけません。投稿では播種タグを含めて2,200文字まで記載することが可能ですので、投稿を見たユーザーにしっかりと伝わる内容にしましょう。
ビッグワードのハッシュタグしか含まれていない
ビッグワードのハッシュタグしか含まれていない投稿もよく見受けられます。含めないよりはましですが、ビッグワードでは投稿が埋もれやすいです。スモールワードやミドルワードなどの埋もれにくいハッシュタグも必ずつけるようにしましょう。
Instagram集客成功につなげる10のコツ
Instagramの集客成功のコツとして、以下の10項目が挙げられます。どれも欠かすことの出来ないものばかりですので、Instagram集客を行う上で常に意識するようにしましょう。
ターゲットを具体的にイメージした投稿テーマを設定する
投稿をする際ですが、まずはターゲットを具体的にイメージした投稿テーマを設定しましょう。闇雲に発信を続けても効果は得られません。まずはどのようなユーザーに対して訴求したいのか、ターゲットを明確にすることが大切です。
ビジネスアカウントで必要情報を登録する
Instagramの「ビジネスアカウント機能」を活用しましょう。投稿の閲覧数やURLへのアクセス数の解析を始め、問い合わせボタンの設置などビジネスにおいて便利な機能がビジネスアカウント機能に備わっています。まずはすべての設定項目を登録しましょう。
ジオタグ(位置情報)を活用する
ジオタグ(位置情報)の活用も効果的です。投稿に対して位置情報をつけることが可能ですので、同じ位置情報がつけられている投稿を検索するなど、情報の拡散に繋がります。
ネクストアクションを明確にすることでユーザーを訪問へつなげる
投稿によって、ネクストアクションを明確にすることでユーザーを訪問へつなげることも大切です。投稿内にPROFILEへのリンクを設置するなど、投稿内容に関心を持ってくれたユーザーを集客へと誘導するための動線を用意しましょう。
意味のあるコンテンツを発信する
意味のあるコンテンツを発信することを意識しましょう。これまでの投稿が集客につながらない場合、内容がユーザーにとって意味のあるものになっていない可能性が考えられます。視覚情報で興味や関心を持ったユーザーが知りたいと思う情報を、投稿にしっかりと記載するべきです。
ユーザーとのコミュニケーションを丁寧にしっかりと行う
投稿に対してコメントやDMなどのユーザーからの反応が生まれた場合には、丁寧にしっかりと対応しましょう。これは店頭でお客様と店員が会話しているのと同じことです。話しかけられて無視をしては信頼を下げてしまうことになるでしょう。
ショッピング機能を活用する
Instagramでは、ショッピング機能によってオンラインショップへそのまま誘導することが可能です。すでにオンラインショップを運営している企業であれば、活用しましょう。
Instagram広告で認知度を高める
Instagram上で広告を配信することも可能です。数百円などの低価格からでも始められるため、キャンペーンなどに合わせて使用すると効果的でしょう。
リールも活用する
ショートムービーを投稿することが可能な「リール」機能も活用すべきです。最大の特徴はフォロワーでないユーザーにも見てもらえる可能性が高いという点です。ストーリーズや投稿とは違い、より多くのユーザーにリーチすることが可能になります。
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インフルエンサーに紹介してもらう
インフルエンサーによる情報拡散も効果的です。多くのユーザーに支持されているインフルエンサーに情報発信をしてもらうことで、多くの方に興味や関心も持ってもらうことが可能となるでしょう。
まとめ
アプリ内でほとんどの消費行動を完結させることが出来たり、幅広い年齢層に対して訴求が可能だったりするなど、さまざまな面でInstagram集客にはメリットがあります。今後も発展していく見込みが高いため、Instagram集客へ本格的に取り組むことをおすすめします。
今回ご紹介した内容は要点さえ押さえることでそこまで難しいことはありませんので、すぐにでも始めることが可能です。やってはいけないことに注意しながら、10つのコツをまずは実践してみましょう。