Googleビジネスプロフィールは、活用することによって集客などにつながる便利なものです。これを活用しない手はありません。
しかし、まだ登録をしていなかったり、店舗の登録はしてあったりするものの、オーナー確認ができていないというケースも少なくないでしょう。
そこで今回は、Googleビジネスプロフィールで「オーナー確認」する方法や注意点などについてご紹介いたします。
Googleビジネスプロフィールで「オーナー確認」する方法
オーナー確認をする方法としては、3種類用意されています。いずれかで一度でもオーナー確認を済ませることで、オーナーとして認められ、全ての機能を活用することが可能となるのです。まずはご自身のお店がオーナー確認済みかどうかの確認からはじめましょう。
Googleマップで店舗名や地名を検索します。すでに店舗自体が登録済みであれば、検索結果として画面上に表示がされるはずです。
表示がされない場合は、そもそも店舗の登録自体がまだの状態である可能性が高いでしょう。店舗が表示された際に、「ビジネスオーナーですか?」という選択肢があれば、まだオーナー確認が済んでいないことを表しています。そのままその選択肢を選ぶことで、オーナー確認へと進みます。
電話でオーナー確認
1つ目のオーナー確認の手段は、電話です。店舗のビジネス情報に登録されている電話番号宛に電話がかかってきて、そこで確認コードを確かめます。自動音声をただ聴くだけでいいので非常に簡単です。ただし、フリーダイヤルを登録している場合など、電話を受けることができないケースが一部存在していますので注意しましょう。
メールでオーナー確認
2つ目のオーナー確認の手段はメールとなります。メールの場合、関係のない第三者でも確認ができてしまうように思えますが、Googleによって考慮されています。
独自ドメインのホームページを持っている場合などでなければ、そもそも選択肢として表示されないようになっているのです。もしも表示されていないようであれば、そもそもこの集団でのオーナー確認はできません。
ハガキでオーナー確認
電話と同様に誰でも選択できるオーナー確認の手段がハガキです。オープン前やフリーダイヤルを使っているなど、電話でのオーナー確認が難しい場合に活用できます。ビジネス情報に登録されている住所宛にハガキが郵送されてくる仕組みとなっており、約2〜3週間程かかります。時間はかかってしまいますが、誰でもできる確認方法です。
Googleビジネスプロフィールで「オーナー確認」をする必要性
Googleビジネスプロフィールにおいて、オーナー確認をするべきなのかいまいちわからないという方もいらっしゃるでしょう。以下のような理由から、積極的にオーナー確認をすべきです。
集客が見込める
1つ目の理由は、「集客につながる」ということです。オーナー確認を済ませることで、店舗情報をオーナー権限でおこなうことが可能となります。最新情報への更新はもちろんのこと、店舗の外観や店内の画像をアップロードすることも可能です。
飲食店など、お店探しをする際に、Googleビジネスプロフィールを参考にするユーザーが多いため、内容を充実させることで興味を持ってもらうことができ、最終的に集客につながるでしょう。
店舗としての信頼が増す
オーナー確認をするだけで、店舗としての信頼が増すというのも理由のひとつです。オーナー確認済みの店舗であれば、実際に存在していることの証明になるでしょう。記載されている情報に関しても、一気に信憑性が増します。お店に行くための情報収集として目にするユーザーが多いため、信頼が増すというのは非常に大きなメリットです。
ユーザーの行動分析が可能となる
オーナー確認をすることで、管理画面でのユーザーの行動分析が可能となります。検索によってお店が見られた件数をはじめ、検索方法やその後のアクションに関しても数値として確認が可能です。集客をさらに向上させるための大きなヒントになることは間違いありません。
乗っ取りを防ぐことが可能
まれに店舗情報をユーザーが乗っ取ろうとすることがありますが、オーナー確認を済ませることでそれを防ぐことが可能となります。オーナー確認をしないままですと、Googleに成りすました第三者がオーナー確認を済ませてしまう恐れがあるのです。早めに済ませておくことで、第三者の介入は不可能となります。
悪質なクチコミなどの対処が可能となる
悪質なクチコミなどの対処が可能となるというのも、オーナー確認をすべき理由としてあげられます。たとえば閉店しているという内容や、事実ではない悪質な書き込みがされた際に、オーナー確認をしていない状態ではどうすることもできません。
ところが、オーナーとして確認済みであれば、Googleに対して削除申請をおこなうなどの対処をすることが可能となるのです。
オーナー確認をする際の注意点
オーナー確認をする際には、以下の点に注意しましょう。
ウェブサイトでの注意点
お店の公式ウェブサイトに関して、いくつか注意しなければなりません。Googlebotを拒否していたり、SearchConsoleにて適切に運営されていることが確認できていなかったりすると、ビジネスプロフィールが停止されてしまう恐れがあるのです。あらかじめ問題のない状態か確認しましょう。
ハガキによるオーナー申請の注意点
はがきによる注意点ですが、「ハガキが到着するまでの間にビジネス情報を変更しないようにする」ということが挙げられます。申請をしてからはがきが届くまでには最大で14日ほどかかります。
その間にもしもビジネス情報の住所などを変更してしまうと、申請が無効となりまた申請をし直さなければならなくなるのです。14日経過してもハガキが届かない場合には、住所が誤っていないかをまず確認しましょう。問題がなければ、Googleの窓口に相談することをおすすめします。
メールによるオーナー申請の注意点
メールの場合、「ウェブサイトとメールアドレスが同一ドメイン」というのが注意点です。万が一ウェブサイトと申請に使用するメールアドレスが異なっていた場合には、オーナー確認ができません。確認のために、メールアドレスとウェブサイトは同じドメインにしましょう。
電話によるオーナー確認の注意点
電話では、通話あるいはテキストメッセージを受け取れる電話番号でなければならないというのが」注意点となります。自動音声による通話、あるいはテキストメッセージを受け取るという形でオーナー確認を行うことになります。
いずれもできない電話番号では、オーナー確認ができないのです。海外からの着信を受けられないフリーダイヤルや、IP電話などが対象外となります。
まとめ
Googleビジネスプロフィールを最大限に活用するためには、オーナー確認は必須と言えます。まだ済ませていない場合は、今回ご紹介した方法ですぐに済ませるようにしましょう。
いくつかの注意点が存在していますので、まずは事前にそれらを把握した上で確認を行うと失敗せずに完了できます。常に最新情報や正しい情報ヘと更新したり、クチコミへのリアクションをしたりすることも集客に繋がります。
この記事を読んだ方は早速オーナー確認を済ませて、Googleビジネスプロフィールをしっかりと運用していきましょう。